このレビューはネタバレを含みます
周りの方が勧めてくれたので鑑賞。
結果、号泣でした。
子役の女の子が圧倒的に可愛い。
あれは天使です。今まで見た子役の中でも1番かもしれません。
障害のある父親が幼い娘を大切に想う気持ちが、愛らしくあり、切なくもあり、やるせなくもある、とにかく胸がしめつけられます。
冤罪事件を扱う深刻なテーマにも関わらず、全編通して深刻にならずに、コミカルで愉快な場面が多いので、それがいい映画だな、と思える理由かな。
「本質」を捕まえずに、形式的で安易な「解決」に求めたところで、誰も幸せにならない。
本来、向かうべきベクトルに、別の向きの強いベクトルが差し込まれることで、道はねじ曲がる。
その結果、誰がが悲しむことになるのは、あってはならない。
そういうことを考えさせられる、尊い映画でした。
そして、ネットに転がる不確かな情報や、自分で確かめてもいない情報で、誰かを批判するような人間にはならないようにしようと思う今日この頃。