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7番房の奇跡のNのネタバレレビュー・内容・結末

7番房の奇跡(2013年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

泣かせにきてるシーンでことごとく泣いてしまい泣き疲れた
イェスンが可愛くて癒されたり、笑えるコミカルなシーンも多々ありながらも、辛く救われない現実の残酷さが際立っていた
もちろん冤罪は起きてはならないことだけど、娘が亡くなった長官の気持ちを思うと、権力を行使してでも復讐したかったのだろうと想像してしまう
しかし、元囚人に自分の息子が殺されてしまった過去を持つ課長は、ヨングの人柄から無実に気づき、彼のために尽力しているところから、対比が描かれてると思った
ヨングの娘を思う気持ちが利用されてしまうのが悲しい、あんなに練習したのと自分の命を捨ててまで娘を守ろうとする気持ちが切なかった
裁判で他の仲間たちがみれたのはよかったけど、結果が無罪だとしても父はもうこの世にいないし救われないし、泣けるけど後味は良くないと思った

親子愛、裁判、ヨングが知的障害者であることから、最初はアイアムサムを思い浮かべたが、もっと胸糞な展開だった
あと、最初からかなり飛ばしていく感じ(展開が早いイメージ)だったのでショックを受けるのが早かった

よかったポイント
・イェスンを部屋に忍び込ませるために頑張る仲間達が笑える
・イェスンに心動かされて癒されていくみんなとイェスンがかわいい
・兄貴が文字を一生懸命頑張って練習するシーン
・ヨングがイェスンのことを本当に大切に思っているのが表情から伝わってくる
・課長がすごくいい人、イェスンが刑務所に滞在するのを許し、引き取り、できる限りのことをしてあげてるのが泣ける
・携帯を友達から借りてきて奥さんに電話させてあげてみんなで喜ぶシーン
・セーラームーンのランドセルをあげるシーン
・ヨングの背中にみんなの名前を書いて送り出すシーン

3.8
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