cookie

7番房の奇跡のcookieのネタバレレビュー・内容・結末

7番房の奇跡(2013年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

冤罪がテーマ。
社会派映画としての鋭さを期待するならおすすめしないが、コメディタッチでファンタジーあり、個性的な登場人物たちにどんどん魅了されていく、笑いありの泣ける作品💧

どうして知的障害の父親ヨングと二人暮らしなのか、親戚なども登場せずバックグラウンドが気になるが、とにかく娘のイェスンが天使のように可愛いのなんの💕
そして演技には見えないような泣き顔が涙を誘う💧💧💧

ビタミン、ミネラル。意外に身体に良い栄養のことがわかるヨング。
救命知識もある(これが不運となる)😥

ヨングよりも読み書きがさっぱりダメな房長の存在が、メンバー間のバランスを良くしており、悪いことができるはずのないヨングとイェスンを応援する輪がどんどん広がっていくのも納得できる。

微笑ましいのは、字にまつわるシーン📝(笑)
後に更生に繋がるのも良い。

イカサマ占い師の娘は、あの時の👶‼️

父親の運命はもう分かってはいても、こんなにもほのぼのとしていて、もしかすると予想外の奇跡が起きるのでは??? 起きて欲しい!! と願いながら見ていた。

気球に乗った二人が映るシーン。遠目ながらヨングに今までの知的障害らしき表情とは違う凛とした顔つきが一瞬見えたようだったのは気のせいか?

韓国でも人気だったセーラームーン🌟
「月にかわってお仕置きよ!」は、韓国では「正義の名の下に許さない!」
法廷でイェスンが言った「正義の名の下に、父をこの場で許します。」は、最後に見た「許してください。」と懇願する父の姿に向けての言葉だった。

正式に冤罪が晴れたわけではなく、「模擬裁判」で吹っ切れたに過ぎないラスト。やるせなかった...😥
cookie

cookie