碧

7番房の奇跡の碧のネタバレレビュー・内容・結末

7番房の奇跡(2013年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

気になってた作品をやっと。

天使なアッパと娘の愛の物語。

いつもの私なら、このタイプの作品には元々緩すぎる涙腺を早々に刺激され、結果満点スコアにおさまる感じなのだけど。

なんだろう。
シリアスとコメディ、どちらかに寄せて欲しかったような。
あと子役イェスンの女の子が上手すぎて良い意味で少々引いた、というか。
要するに、ちょっとズルい。

でも主人公イ・ヨングには釘付け。
初見だったリュ・スンリョン、速攻でファンになってしまった。

特典映像のなかで作品について語る素のリュ・スンリョンとのギャップにぶっ飛んでしまったのも理由の一つ。

6歳の知能しかない6歳の女の子の父親の無垢な父性愛。
「外的な変身よりは幼子のような澄んだ瞳を意識した」と。
憑依度が素晴らしすぎて2回観てしまったほど。

個人的に、脚本を演者がはるかに超えているなと思った本作。
碧