トランスマスター

7番房の奇跡のトランスマスターのレビュー・感想・評価

7番房の奇跡(2013年製作の映画)
3.0
♯53 父娘の絆と刑務所の人々優しさ

主人公のヨングは知的障害を持つ父親で、一人娘イェスンと慎ましく暮らしていた。
娘からねだられていたセーラームーンのランドセルを背負った少女に売っているお店を教えてもらう為に後をつけると、少女は突如死亡しヨングは容疑者として強姦殺人の罪で刑務所に収監されてしまう。彼は娘のイェスンとの絆を守りながら、刑務所の囚人仲間たちと協力して再審理を申請するのだった…。

◆良い点/注目ポイント
・ヨングの娘イェスンが可愛すぎて癒されます。囚人も看守もホッコリ。
・裁判シーンでの女性弁護士の伏線回収は、感動シーン。

◆改善点
・韓国の司法制度は、こんなに杜撰なのかと思うほどのヤバさです。
・気球に乗ってどこまでもはファンタジー過ぎて残念ポイント。

◆総括
・韓流コメディのようで中身はシリアスな作品。BGMはピアノの調べを多用していて邦画のような世界観。

韓国映画で涙活したい方にオススメです。

-2024年53本目-