ま

潜伏のまのレビュー・感想・評価

潜伏(2013年製作の映画)
2.2
某教団の元女性幹部が逮捕されるまで一般人として偽名などを使い普通に生活していた、という事件は結構衝撃的だった人多いはず。
本作はその逃亡・潜伏劇をモデルとした実話仕立てのストーリー。

ある教団の最高指導者の死刑が確定。元女性幹部は警察から指名手配されていたが、一般社会に溶け込み日中は普通に働き、家に帰ると教団の仲間であり師?である男と隠居生活をしていた。

女は教団及びその男にマインドコントロールされており、修行?なのかなぜか体のお手伝いもしていた。。
地味な見た目、大人しい性格だが仕事はきっちりしており、働き先の会社からは重宝される存在であったが、正体がバレそうになると生活拠点を転々としたり。

そんなある日、女は同僚の男と恋仲になりやがて結婚。自分の正体をバラしても本気で愛してくれる男に心を許し、質素だが割と幸せな生活を数年間にわたり送っていく。しかし、そんな生活にも終わりが訪れるという話。


ちょいとエロもあったりするんだけどエロ要素いるか?と思ってしまった。安っぽくなるというか、どうしてもVシネマ、昼ドラ感満載で特に役者は皆大根役者ばかりで映画として見るには結構キツイ。

男役がお笑い芸人のなだぎ武なんだけど、コントに見えてしまうんですよね…でも一番演技頑張っていたのは彼かもしれない。
ほんこんもチョイ役で出演し、吉本か!とツッコミいれたくなった。

テーマは重くあの事件を題材にしたのは凄く良いと思う。ほとばしる女の哀愁感も素晴らしかった。
もうちょっと一流の俳優や監督なんかで作って欲しいと思ったが、テーマもテーマなので一般的には作れないのか。
ま