華

蜩ノ記の華のレビュー・感想・評価

蜩ノ記(2013年製作の映画)
3.0
原作を随分前に読んだのですが、綺麗さっぱり覚えていない自分にびっくり。
切腹を命じられた男の監視役として送られた男目線の話だったよなーという粗筋程度の記憶しか残ってないってどういうことだ…。

映画は全体を通して、「静」が意識されてるような気がしました。
怒鳴ったりとかもするんですけど、すぐ「静」がやって来る。
「蜩」という言葉自体がもう儚い雰囲気というか、哀愁を漂わせる。
劇中、もっと蜩の声が意識されるのかなと思ってたのですが、そうでもなかった。
蜩の声って、好きです。
まだ今年は聞けていない。

笑う所じゃないのでしょうが、庄三郎(岡田)が1人剣を振るうシーンが滑稽に見えました。なんでだろう…。
振るった後に、柄を拳で叩くのもなんでだろう…。
華