たぶ

危険な関係のたぶのネタバレレビュー・内容・結末

危険な関係(2012年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

原作小説の良さが大きいと思うが、けっこういい作品を見たという満足感がある。
スコア4.5 か 4.0 かだいぶ迷ったが、後からじわじわ思い出すので、これはリピート必死の作品かと思うので高めのスコアに。

ストーリーにぴったり嵌まったナイスなキャスティング。张东健(チャンドンゴン) と 张柏芝(セシリアチャン)の色気がムンムン伝わってきてきて見ていてわくわくする。そして清楚な未亡人章子怡(チャンツィイー)、この三人の纏う雰囲気と演技は一見の価値あり。
王奕瑾(キャンディワン)のおぼこい若いお嬢様と窦骁(ショーンドウ)の純粋すぎる真面目な青年。この二人も若さ全開で良い。
窦骁(ショーンドウ)は、「サンザシの樹の下で」の主演の男性か。キャラクターがいい意味で被っているので、今作でも世の中を知らない若さを感じられて嵌まっていた。

张东健(チャンドンゴン)のキスする寸前に、章子怡(チャンツィイー)が涙をスーッと流す場面、ここがベストシーン。章子怡(チャンツィイー)が複雑な葛藤を経て気持ちの転換点を迎えた名場面。(パッケージでも使われてるから、このシーンは今作の象徴)

後半は张柏芝(セシリアチャン)が優勢に見えるが、また最後に揺れる気持ちで、感情が行ったり来たり。

この原作は、日本語版出版されてんのかな?何度も映像化されてるのも納得の素晴らしさ。
たぶ

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