またフランスの有名な小説を映画化したのかと思う方も居る訳で、しかも韓国では『スキャンダル』があったなぁと見始めたが・・・うん、ホ・ジノ監督は中国映画ながらもなかなか巧く作ってあり、時間を忘れて見入ったのだった。
いや、見所は三人の演技合戦に尽きたかなぁ・・・見事にダンディっぷりを演じ切るチャン・ドンゴンの終盤の心の揺れに、妖艶で傲慢な嫌らしさ全開のセシリア・チャンも圧巻だし、二人とは対極の純なチャン・ツィイーがまた上手いし。
そう、因果応報でベタなラストながらも、涙が印象に残る愛と言う名の下にの余韻に頷いていた。