ツクツクボーシ

キリングゲームのツクツクボーシのレビュー・感想・評価

キリングゲーム(2013年製作の映画)
3.3
デ・ニーロvsトラボルタ。どうしてもこの商品としての体裁が評価や批評の印象を悪くしている。二転三転する展開、憎さ余って只では殺さない作劇は定番だけど〆の挿話の結末(「終戦を伝えるべきでしたか?」)も決まっていて、まとまりがある。トラボルタの中で終わらない戦争の続きだからか、ボスニア戦争のゴタゴタ・・というには残虐で後ろ暗すぎる過去がいつものサイコ感あるトラボルタの演技で引き立っていると言いたいが、そうというには形のよいハリウッド作劇すぎてドラマとしてもインパクトに欠ける。
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