ある精肉店のはなしに投稿された感想・評価 - 7ページ目

『ある精肉店のはなし』に投稿された感想・評価

枕詞

枕詞の感想・評価

4.0
動物の命をいただくということ、そして差別の問題。
忌避されてしまいがち、してしまいがちなこれらのテーマを、あくまでそこに生きる人にフォーカスがされていることで抵抗なく受け止めることができた。

これから何をして行くか。

屠畜場を初めて見た。牛を分けてから捌くところは格闘のよう。枝肉になってもすごい迫力、存在感。肉の生産販売ってこう言うことか。
北出家三世代の団欒は、雑多で飾らず明るい。七…

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Taro

Taroの感想・評価

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このレビューはネタバレを含みます

冒頭、連れてこられた牛が脳天かち割られて勢いよく足元から崩れ落ちる瞬間はやっぱりびっくりした。

かと言って、映像のインパクトに頼るのかというとそうではなく、屠畜にまつわる命の話、部落差別、地域コミ…

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牛肉を口にしたことがある全ての日本人が見るべきドキュメンタリー。

また、単に命のありがたみ✨というだけでなく、現在も続く同和問題、つまり部落差別にも繋がっていて、しっかりその辺にも触れられています…

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Jugam

Jugamの感想・評価

5.0
好きな作品。監督の立ち位置というか目線というかストーリー構成が好き。
ようやく鑑賞できた作品
お肉を美味しそうに明るく笑顔で家族みんなで食べるシーンが羨ましくなった。
いよいよという時のお母さんのキュッとした表情が印象的。

愛情を込めて育てた我が子のように可愛かろう牛を食肉処理して出荷する家族のドキュメンタリー。
普段当たり前のように食べているお肉はこういうふうにわたしたちのところへ届いているのだな、と改めて実感。
み…

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生き物の命を奪うことで生活してきたからこそ「命」に対する畏敬の念が深い人々の尊厳を踏みにじり差別を受ける人々の「命」を軽んじることになる「差別」の醜悪さを改めて考えさせられる。
ごく普通の温かな家族…

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私たちは動物を「殺して」食べているのか?違う、魚を「〆る」と言うように、食べるために牛や豚の命を頂くことを「割る」と言うのだ。
この「割る」という感覚が希薄化してはいないだろうか。

北出家の次男・…

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olioi

olioiの感想・評価

4.5
冒頭の牛を絞めるシーンは思わず声を出してしまう程、衝撃的。

改めて命を頂きますの意味を大切にしたい。

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