このレビューはネタバレを含みます
ジャレッド目的で観た。まさか最初にやられるとは…。
1番活躍するのが前科持ちの兄なのは意外性があったし、兄妹vs兄弟の構図がこの映画の主軸だと気付いた時にはアガる。
独特な蝋人形化がかなりエグいし、ダメージがいちいち痛々しくてギョッとしまくる。龍のハサミで首切るシーンは妙にカッコイイ。
町中の電気が付いて全部作り物に感じるような俯瞰ショットに繋げるのも良かった。
屋敷や人形がドロドロ溶けていくのは新鮮な崩壊だったし変な快感もある。
最後に残ってたアイツが結局どこまで関与していたのか分からなくてモヤるけど、良い意味で奇妙だから好きなオチ。
町への案内人だったのかもしれないし、他の兄弟のことも正直どうでもよかったのかもしれない。
まさかの良作です。
