湯林檎

ネットストーカーの湯林檎のレビュー・感想・評価

ネットストーカー(2012年製作の映画)
2.5
タイトル通りネットストーカーに怯える美人画家の恐怖を描いたサスペンスドラマ。

映画の感想としては色々な映画のストーリー設定から美味しい部分を引っ張ってきて脚本を書いたような作品だと思った。言い換えれば使い回した脚本とストーリーというんだろうか。
冒頭で"実話に基づいている"というテロップが出るけどこれが本当に実話ベースなのかそれとも鑑賞者に緊迫感を持たせるための演出なのかは分からない。(というかこの映画に関しての情報が少なすぎて特定不可能)

スコアの点数はこの通りだが強く思ったことがある。それは何でも依存症傾向にある人は少なからずストーカーになってしまう素質を持ち合わせているということだ。いわゆるヲタク気質な人もこれに該当するだろう。物にしても人にしても中途半端なことが嫌で徹底的に細かい部分まで調べ上げて誰よりもその分野に特化していないと気が済まないからだ。一般的なストーカーの心理としてはその人を独占したいがためにストーキングする相手の生活リズムに合わせること(趣味や友人、恋人関係への潜入)によりその人と共同生活を送っている気分になれることが快感なんだろう。
私にはそう言った心理は到底理解し難いけど凝り性な部分があるので気を付けないといけないと思った。

そして1番ゾッとしたワンシーンがラストにあるが、これは妙にリアルなストーカーの心理に基づいているんじゃないかと思ったことがある。なぜストーカーをするのか、それは自身とストーキング相手が共通の部分があるからだと😱
湯林檎

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