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ミスティック・アイズのsatchanのネタバレレビュー・内容・結末

ミスティック・アイズ(2011年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

 ベネディクト・カンバーバッチが出てるので見ましたが、こりゃ暗いね~。カンバーバッチた演じるデイヴィッドと彼女ドーン、デイヴィッドの弟ニック、近所に住む友人ゲイリーとシャロンがイギリスの田舎町で過ごす日々を綴った物語。
 デイヴィッドの暗い表情は、従軍したせいで弟ニックが精神的に病んでいるせいか…と思いきや、後半になって彼ら兄弟の生い立ちに問題があったことがわかります。デイヴィッドの彼女ドーンも、次第に兄弟二人の関係や過去に疑問を抱き始めます。そして、視聴者の私も、どういうこと?と右往左往。はっきりとは分からないし、台詞や映像にはなっていないけれど、デイヴィッドの視線から色々なことを想像しました。
 兄弟は父親の暴力に苦しんでいた過去があり、母親からの暴力も…?え?しかも殺しちゃったの!?そんな過去を引きずり、生きていくのってどうなんだろう、と兄弟二人の胸中を考えました。
デイヴィッドとドーンは、なかなか子供を授からないのですが、だからって、他の人の遺伝子を貰っちゃうの?そりゃないだろう、の展開でした。デイヴィッドはあれで本当に良いのだろうか?登場人物が少ないので、あっちゃこっちゃ関係をもっちゃって。実際、田舎町ではこうなるのか…みたいなドロドロ世界でした。
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