あだも

胸騒ぎの恋人のあだものレビュー・感想・評価

胸騒ぎの恋人(2010年製作の映画)
3.9
アート性の高い作品だった
繊細な恋心を描いた作品

親友であるマリーとフランシスは、美青年二コラに恋をしてしまう
過去の失恋体験について語る人々の映像と交えて描かれる
二コラが美しい上に言動がめちゃくちゃ思わせぶりすぎるし、肌が触れ合う程距離感が近い。異性間でもこれはあたりまえなの?
カナダで恋愛するって大変だな。それか二コラが特別人たらしなのかな

フランシスとマリーも十分美しくて、2人ともセックスをする相手はいるけど、決して満たされない。二コラへの恋心は相当なもの
振り回されようが好きな人には敵わないよねぇ、片思いって残酷
嫉妬や駆け引きも見ていて辛いわ

マリーのセリフが知的。ちな、彼女のセリフでソドミーって言葉初めて知った
マリーいいなぁ、衣装も部屋も素敵

『マイ・マザー』に続き、ブロンド色男ニールス・シュナイダーが二コラ役で出演している
挿入歌で流れるDalidaの『Bang Bang(1965)』という曲が素敵で頭から離れない
バンバン、バンバン・・・言うてね
あだも

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