グザヴィエ・ドラン作品、私的にはいまいちであまり好みではなかったかな。
永遠に僕のものに出てきそうな金髪美少年ニコラを、親友であるフランシスとマリーが好きになってしまい、3人で過ごす日々やお互いがニコラをモノにしようとする様子が描かれる。ニコラには別にそこまで気はない様子、ただの人たらし。
途中途中に過去の恋愛や、自身の恋愛観、同性愛と異性愛などについて語っているドキュメンタリー風のカットが挿入される。意味もなくズーム・ズームアウトされるのが、印象に残る。
赤・青・緑といった色が特徴的。ニコラのことを見て、お互いが好みじゃないわといいつつ、滅茶苦茶ロックオンして狙いまくってたのが面白かったな。