スローモーションが今まで以上に多用されてたけど、きっと恋って好きな人の行動や表情ひとつひとつにああして時が止まって見えたり、見惚れたり、動けなくなってしまうものだから。登場人物たちの心情や変化も今ま…
>>続きを読む『わたしはロランス』でぶっ飛んで物凄い監督だと思ったグザヴィエ・ドランの2作目。
1作目の『マイ・マザー』で思春期の少年の内的葛藤を描いたけど、今作では三角関係。しかもそこに同性愛も絡まる…。
ただ…
恋は当事者からすると一生懸命で、傍からみれば、なんて滑稽なもの。
ひとつひとつの言動に一喜一憂したり、相手の好みに合わせてみたり、そんな自分に気付いてバカバカしくなったり。ストレートでも、LGBT…
ひいいいいいいいいいい恐い恐い
胸が騒いでしまって平常心を取り戻せません。
登場と共に「はいは〜い、僕ってば小悪魔でしょ〜。」と言わんばかりに無自覚に人々を翻弄するニコラ。
”小悪魔”なんてかわい…
親友と同じ男性を好きになってしまったフランシスとマリー。その親友が男性と女性というある種のいびつさが物語にアクセントを与えています。
途中に度々挿入される独白のシーンが、この三角関係を特殊なもので…
このレビューはネタバレを含みます
バンバ〜ン♪の音楽が頭から離れません…。どうしてくれるんですか??
フランシスもマリーもニコラが好きで好きで、人気者の彼の気に入るように気に入るように…と行動してしまう。
わかるーわかるけどだめよー…
週に一度の休日。渋谷までゲイ映画を観にいく北風に戸惑うノンケの僕。
ゲイのフランシスと、マリーと、2人に愛されるニコラ。
これを見た人はそれぞれの人物に感情移入するのだろうが、ノンケの自分はニコラに…
初ドラン体験。
今を生きている我々の為の映画を!今!観ている!という喜びがあった。
音楽の使い方が秀逸。
曲が流れる度に鳥肌が立った。
でも、どうしても、マリーがおばさんくさく見えてしょうがな…
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