ぺんぎん

それでも夜は明けるのぺんぎんのレビュー・感想・評価

それでも夜は明ける(2013年製作の映画)
4.2
感動の実話なんだが、もっと泣けると思って見たけどそこまでだった。
家族の再会後、奴隷制度撤廃のために立ち上がり、謎に包まれたまま死ぬまでを描いて欲しかった。

総じては素晴らしい作品。
内容を忘れた頃に、2回目以降も見たい作品。

黒人差別というのは漠然と知っていたが、本当にこんなことが行われていたかと思うとゾッとする。
ソロモンが解放後、奴隷制度に立ち向かったことが最後記されていて、そこにも感動があるので見てみたいという気持ちが残った。そして何より、実体験により悪を知り、解放後に行動に移すソロモンは素晴らしいと思った。やっぱり実体験をもとに行動することは何よりも芯があり、説得力があるなと思った。

木で作るペン、果実の汁をインクとして使おうとして、書けずに震える手が印象的だと思ったが、2回その場面が描かれてより強烈にソロモンの感情に移入出来た。

12 years a slave
がそのまま表題でいいのに、何で日本は変えちゃうんだろう