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それでも夜は明けるのTJのレビュー・感想・評価

それでも夜は明ける(2013年製作の映画)
3.5
暗澹たる物語。イジョフォーの悲しい眼差しが、冷たい鞭の音が、こちらまで痛みが伝わる迫真でした。自由黒人と奴隷の違いは紙一枚。日本人には史実や解説だけでは解せない点も、自国では実績通り価値ある映画ということでしょう。

ブラピの役柄とラストの早足が少し残念。いったりきたりのストーリーなので結末に期待し過ぎました。しかしながら苦境に苛む長回しはなかなかの迫力です。

なにわともあれ、明けましておめでとうございます。昨年は皆さまのおかげで映画を存分に楽しむことができました。今年も素晴らしい作品にたくさん出会えますように。2015年もよろしくお願いしますm(__)m
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