どーもキューブ

オーソン・ウェルズの フェイクのどーもキューブのネタバレレビュー・内容・結末

4.3

このレビューはネタバレを含みます

 オーソンウェルズの嘘



オーソンウェルズ監督脚本主演。

今もなおカリスマ

老齢になるとオーソンウェルズは熊のようになっていく!

本作が

オーソンウェルズで一番胡散臭くて

すばらしくいかがわしいフィルム。

「市民ケーン」
「審判」
「フォルスタッフ」
「黒い罠」

のような作り込んだ世界観より本作の手軽なスケッチ風なフィルムの方が好きです。

「ユージュアルサスペクツ」の本ネタ手法というべき、

やはり早熟な天才なんですよね!   

チャップリン、
ゴダール、
トリュフォまで魅了した時代の寵児。

ジャケット写真がもの凄く格好いいです。  

落語にもみえますが、

オーソンウェルズが語る

「フェイク」な話。

いかがわしい

オーソンウェルズの巧妙なトリック。

本当にはやすぎるフィルム優等生オーソンウェルズここにあり。で、これで遺作。

 2009年3月8日レビュー

追記
見たとき
みごとに
やられた
ソニービデオ、透明ケース

若き日からオーソンくんとは、相性が悪かった。10代の時に見た「市民ケーン」。何がオモロイのかわからなかった。

しかし時を経過するうちに
数々の監督のリスペクト
「黒い罠」
「上海からきた女」
の再鑑賞で気づいた。

本作もレアソフト。わが地元にはない。
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