オーソン・ウェルズの フェイクの作品情報・感想・評価

『オーソン・ウェルズの フェイク』に投稿された感想・評価

寅さん

寅さんの感想・評価

5.0

なぜこの虚構に魅入ってしまうのだろう。
最初の1時間は真実を見せる。
時間と空間と映像のトリックでウソと言う芸術を見せつけてくる。と言うよりその世界に迷い込んでしまった。

第四の壁を打ち破ったり、…

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kikajima2

kikajima2の感想・評価

4.0

「本物より本物らしい偽物は、本物だろう」の話をしている中で、ピカソとオヤのエピソードに出てくるバインダー越しに覗き込む写真のピカソの目のマジさ、あれは明確にニセモノとわかっているものが確かにホンモノ…

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そーだった、、、ウェルズが作る出鱈目はいつも俺たちを本気にさせるんだ、、、
tntn

tntnの感想・評価

4.1

フェイクでキャリアを始め、フェイクで業界を追われたオーソン・ウェルズの遺作が本作なのはアツいなと思いつつ、単純にこんな映画見たことない!という驚きに尽きる。
全部フェイクという危険な絶望ではなく、む…

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これは映画だろうか。
会話も視線の交錯も、長回しによる真性の証明が肝要な視覚的詐術すらもモンタージュによって構成されている。これが『市民ケーン』や『黒い罠』の奥行きのあるショットを作り上げたオーソン…

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環奈

環奈の感想・評価

3.4

手品オープニング
贋作と本物、真実と虚構、その価値本質に纏わる議論の映画を通した解釈は、数々のドキュメンタリーなどの映像で既に観てしまっているから、当然なんだけど新しさみたいなものはなく
興味深いと…

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same

sameの感想・評価

3.5
編集とかかっこよいんですが、
私には難しかったです
虚構ー作品を止揚させた革新的な傑作
324

324の感想・評価

3.8

他作品から通底する虚構と虚しい現実。作中触れられるように、自身の出自からして然るべき着地点。半分の嘘。ラジオや絵画では面白い主題だが、映画・ドキュメンタリーの嘘は語り尽くされて今更感。贋作画家、伝記…

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