あらんしほん

ウォルト・ディズニーの約束のあらんしほんのレビュー・感想・評価

3.3
丁寧な作りの映画だなー。いうのが見終わった印象。トムハンクス演じるウォルトディズニーが主人公かと思っていたら、メリーポピンズの作者のお話だった。
幼少期の父の思い出と現在になっても葛藤し続ける心。その映像はきれいというよりは寂しさが漂っていた。
共同脚本家や音楽家に対しても、ああではない、こうではないと言い、とにかくひねくれおばさん、つっかかるような言い方ばかりする。
そういった難しい人との仕事も一生懸命にベストを尽くそうとするウォルトをはじめとするスタッフの熱意に、あぁ、本当にメリーポピンズの映画を作りたいんだなぁ、きっといい作品なんだろうなぁっと思った。
メリーポピンズの生みの親の彼女も作品を深く愛する故の注文。彼女も悪い人ではないし。
ディズニーランドはどんな人種だろうと年齢だろうと誰でも楽しめる場所。誰でも心の中に子供がいる。
ウォルトディズニーはそう考えてたんだなー。その心が今でも残って、たくさんの人を笑顔にしているのってすごいなー。8年ほど行ってないけど行ってみようかな〜…。
エンドロールも楽しい!