きりん

大統領の執事の涙のきりんのレビュー・感想・評価

大統領の執事の涙(2013年製作の映画)
3.0
歴代アメリカ大統領に仕えた黒人執事の目線から描く差別と公民権運動。
家族愛も丁寧に描かれていて、執事として上品に静かに差別と戦う父と、活動家として逮捕を繰り返しながら差別に抗う息子の対比も良い。

黒人がアメリカ国民としての当然の権利を真に得られたのはほんの数年前なのだなぁと思うとともに、いまでもBLM運動が起こるほど根強い差別が残っていると現実を突きつけられた。