「Yes, we can」
オバマ大統領のこの名言、ノッチ効果もあって(ないか?笑)みなさん知っていることでしょう。
私たちはモノマネで使ったり、特別気に留めることなく聞き流すかもしれないこの言葉の裏に、こんなにも揺さぶられる人たちがいただなんて。
黒人に差別があったことはもちろん知っています。
学生時代に社会でも英語でも習いましたから。
黒人差別を描いた作品を初めて見る訳ではありません。
なのに、その差別がリアルに感じるというか、、政権に沿った見せ方だったからなのかな。
(各大統領は一瞬で特徴を捉えていてふふっと笑った)
なんだろうな、この感情。
なんていう言葉がしっくりくるかわからない。
「Yes, we can.」の後の彼の背中を見て一筋の涙がつらーっと流れました。
号泣ではなく、一筋の大粒の涙が頬をつたう、そんな映画でした。
過去のことをとやかく言っても仕方ないし、私が経験してきたことなわけでもないけど、
(過去のことを言わないのは日本人だけか)
ただ対等になるだけのことなのに、目を背けたくなるような忍耐をして、勇気を出さなければいけなかったのか。
白と黒ってそんなに違うのか。
ってイエローな私は思うのであります。
なぜ黒人というだけで忍耐しなければならないの?って。
差別が家族をも仲間をも引き離すことになる皮肉。
アメリカの歴史なんて300年もないのにそのうち200年も黒人差別って・・なんでそんなことになるかね。
ヘンリー王子のフィアンセはたしかアフリカ系の方だったと思う。時代も変わってきていることに一瞬だけ安心するが、こんな映画があるにも関わらず(トイレは共通になったとはいえ)未だ差別は続いているし、 肌の色差別だけではなく宗教や国という形でもある。
どう排除するかではなくどう受け入れるかを考えようよ。と思う今日この頃。。。
果たしてトランプ政権は彼らの目にはどう映っているのだろうか?
私のレビューは本作とズレていると思います。笑
観て良かったと思う作品でした。
以下、映画の話から逸れます。
先日日本出張に来たアメリカ人のおじさん🇺🇸と日本人のおじさんA🇯🇵と私🇯🇵と3人で会食があった。
私もアメリカ人も前日仁川空港にいたからか話の流れは忘れたが、北朝鮮の話になった。その時におじさんA🇯🇵が「世界には2人のクレイジーがいるけどそのうちの1人だね。」と言った。私はすかさず「え?もう1人は?」と言ったらすごく恥ずかしそうにアメリカ人は「我が国のプレジデントだ。」と言った。
その時の言い方があまりに印象的だったからか、この映画を見終わった今なぜかその言葉をまた思い出した。
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黒人の人権運動した人もそう、
女性の人権運動をした人もそう、
海外に行った時に日本人と言うと優しくしてくれる人たちがたくさんいるが、そうさせるだけの行為をしてきた過去の日本人もそう、
ありがとうございます、と声を大にして言いたい。
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アイゼンハワー大統領、ロビンウィリアムズだったよね!?
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主人公の人、どの年代役の時が本当の実年齢に近いのか、全然分からなかった!