8を観る前のおさらい。
去年観た時は、正直ふざけんな！という感想だった。以下その時の感想。
完全勝利で終わった感じだったのになんで負けた側がデス・スター以上の要塞を作れて、勝った側がレジスタンスなんていう規模の組織になっているのか。
絶対忠誠クローンであるはずのトルーパーが裏切りを働く人間になってるなんて。そんなことで残虐軍隊が成り立つわけないだろ。
カイロ・レンかっこよくない。マスクも中身も体型も。ベイダーの後を継ぐ魅力的な悪役になれるとは思えない。
今回改めて観て、その辺りの違和感は残ったままなんだけど、それでいいんだという、なんというかおおらかな気持ちでなぜか観れた。
大まかに言えば4からの流れと同じ話をやっちゃっているだけなのだけと、水戸黄門が毎回印籠を出したり、暴れん坊将軍が毎回暴れるように、同じことを予定通りに繰り返し行うことを、観る側も予定通りに楽しむ、毎回同じ気持ちで一件落着と。
7〜9で一件落着しても、また10〜12、13〜15と、永遠に同じ話を繰り返し続けるかもしれない。それを観れるだけ観て楽しめばそれでいいのかな。
そう思うと8も期待はできないけど、ああ安定のスター・ウォーズ世界だねと思えればそれでもう成功なんだ。
