エノモト

ダラス・バイヤーズクラブのエノモトのレビュー・感想・評価

ダラス・バイヤーズクラブ(2013年製作の映画)
3.8
実在したエイズの患者が、病気に加えて法や社会と闘いながら生きる姿を描いた伝記。

最初はとても絶賛できるような人間ではないんだけれど、余命30日と宣告されたとは思えない程に生きるパワーが凄まじく、だんだんと社会のために行動するようになっていく姿にうるっときます。

エイズに対する当時の偏見や、FDAと製薬会社の対応には衝撃でした。彼のようなアウトサイダーが社会の規制に挑んでいくというのがすごくアメリカらしい。こういった経験がコロナ禍のワクチン政策にも生きたのかな。
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