かっこいい。
めちゃめちゃかっこいい。
後半のウッドルーフはまさに自分の理想とする人物像と重なる部分があって
今後も何度か見返したくなる映画。
生きること、生きる権利という大きな命題に立ち向かったクズの話なんだけど、
主人公は一貫してクズな性格ではあるが、
反骨さを善に使うか悪に使うかでこうも人間は"変わる"んだ、ということを教えてくれる史実。
ロンが徐々に人間として厚みを帯びてくる様も見もの。
主人公は酒も女もドラッグもギャンブルも生きることも、等しく好きなだけで
酒やらが社会的によく思われてないだけの話。
一瞬で死ぬんだし好きにすりゃいいじゃん別に、ていう。
また色んな経験をすれば徐々に本質が見えてきて、
偏見に惑わされなくなることがホモという話題を通して描写されてる。
初めホモというもの自体に嫌悪感を示してたロンだけど、レイヨンとの時間を通じてトランスジェンダーへの理解を覚える、
けどやはり自分は一貫して女好き。
いいねぇ。
マジ生き方満点だろ。
"Sometimes I just feel like I'm fighting for a life I just ain't got time to live. I want it to mean something."
これはエイズかどうかに限らず考え続けなければいけないことで、
視聴者に対する呼びかけとも思える名台詞。
あとは
世の中、みんな盲目的に信じてることがあるんだよ、
とか、
ちゃんとゴムつけなよ、
とか、その他も
大量のメッセージが含まれた映画。
てか、マシューマコノヒーよ。
主人公なーんか見たことあるなぁと思って初め全然わからんかったけど
いや、え、マシューマコノヒーじゃん!
て気づいてから口が開いたわ。
まじすげぇ。
良い映画すぎてめちゃめちゃ感想書いてもうたわ。