YoshitakaBaba

ダラス・バイヤーズクラブのYoshitakaBabaのレビュー・感想・評価

ダラス・バイヤーズクラブ(2013年製作の映画)
4.1
ダラスバイヤーズクラブ。
それは本当最高の映画ですね。
自分は多分ですが実話物に目がないというか、ジャンルで言うとたまらなく好きなんですがこれは色んなメッセージ性、政治的背景、当日の情勢が詰まった作品になってます。

主人公ロンはアメリカ南部の田舎に住むカウボーイ。
簡単に言うととても男性的な主人公で住む場所はトレーラーハウス、働いた金は酒、女、タバコに使うような本当にだらしない30代の男である。
そんな彼は毎晩の様に売春婦を買って遊び過ごしていた数日後急に身体に異変が起きます。
エイズだと忠告されます。
エイズで余命は30日だと告げられた彼は「おれはゲイじゃない」と否定。
何かの間違いだと主張します。
当日エイズは同性愛者がなる病気だと認知されていてとても男性的な性格のロンとって信じらない話なんですね。

そんな彼は自分なりに生きる方法を調べるんですが、世界にはエイズに聴くとされる薬があるんですが、アメリカでは全然そんな薬を認証しようとしません。
これは大きな政治情勢が絡んでいると言われているそうです。
当日共和党ニクソン政権では同性愛者の天罰だと思っていたそうで中々エイズ対策をしなかったらしいです。
人が亡くなっているのに対策しない政府は恐ろしいですね。

そんな中かれはそんな政府と戦う様がカッコ良いです。

主演のマシューマコノヒーとジャレットレトの映画ですねこれは。
2人ともエイズ役ということで身体の仕上がりがガリガリでびっくりです。
演技も圧倒的にうまいしアカデミー賞の主演助演W受賞は納得ですね。

これが実話というのが驚きです。
本当に凄い時代ですね。
最近はエイズは完治はしないらしいですが、どんどん治療法も確立してるみたいでこの時代程大変ではないですが、当日はきっとかなりの大惨事だったじゃないかと思いました。
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