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オッド・トーマス 死神と奇妙な救世主のPoMooNのレビュー・感想・評価

3.1
これは小説が基らしい。ホラーというよりサスペンス・ファンタジーかなぁ。まさにOdd Man(奇妙な男)の奇妙な話。霊が見えるというより、予知能力の方がありそうな主人公オッド・トーマス(アントン・イェルチン)。良き理解者で運命の恋人ストーミーはなかなかのしっかり者で美人。警察署長もかなりの理解者。「ボダッハ」という特殊なエイリアンの様な姿の悪霊?が不気味で街に現れたり消えたり。オッドはボダッハが蔓延ることで惨事を予測、街を救おうと犯人探しに一人果敢に動く。ヒーローでは無い普通の青年である事がハラハラ感を煽る。そしてラストの悲劇が切ない。

蛇足:アントン・イェルチンはこの作品で初めて知った。彼は松山ケンイチ&堀北真希との日本の映画にもでていたんだねー。
No.1126
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