素晴らしすぎやしないか。。。
2010年代の大林作品は国宝やと思う。
昔は年配者より見たり聞いたりして学んだものを、こうやって映像作品を通してでしか受け入れられへん時代になったけど、日本人として忘れたくないなにかを思い出させてくれる。
人間の存在についての哲学に関しては国境関係ないように思えるが、西洋の神と個人と、日本のセケンと個人との捉え方を対比する描写があってものすごく説得力があった。
それが男のファンタジーにすぎなくても、現代における女性像にそぐわなくても、大林作品の描く女性達がほんまに尊すぎる。
作中でも言ってたけど登場人物達は確かに画面の中で生きていた。。。
好き嫌いあるやろうけど、2010年代の大林作品は自分の中でThe 映画って感じがして日本映画で1番好き。。。
