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カニバル 人喰族は実在した!のizuのレビュー・感想・評価

1.5
人喰族というかただのヤバい人達。

人喰族を追うクルーの皆さん。ある日森でサスクワッチなる生物を探していたら謎の少女を発見。近づいたメンバーの1人が噛まれ、とっさに麻酔銃を撃ち眠らせて病院へ連れて行き検査にかけると、少し前に出産していたことが発覚。つまり、あの森のあたりに父親なる存在がいるのでは...?

そんなあらすじは忘れてしまうくらいにはダラダラ意味のない無駄な会話ばかりで白目を向いてしまいますが、とにかく全てが酷い。

テンポ、会話内容、グロ、展開、もう色々と滅。
つまらない内容のない会話を交わしながら森へ再びGOし、そこらへんを探索しているとヤバい人達に襲われるわけですが、うなってるだけでほぼ皆一般人みたいな服装してます。1人だけ人喰族みたいな、ボスみたいな恰好してる人はいたけど基本皆恰好的にもゾンビって言った方が近い。

さらには作中でも何度か「ウィルスに脳でもやられてんじゃないのか?」とか会話してて、まさにその通りw
いやもうゾンビですやん。。。

そして1人、また1人と襲われているクルー達ですがそれなりに多いわりにまともな死をしない。コケて死んだり木に刺さったり、もう「何してんの?」のひとこと。肝心な人喰族(笑)にむしゃむしゃカニバルされる所は大腸がぴろっとしててまだ観ていられましたが、その他は陳腐なCGだったりで白目が加速する。せめて人体破壊くらい頑張ろうよっていうね...

まぁ作品全体を通しダラダラしてて長いし、1時間30分が少なくとも2時間には感じる酷さでした。
そもそも、景色の代り映えも無さすぎて映像にすら飽きる。あとギリ映画の救いになる「登場人物に誰か美男美女がいる」、というのがありますが、誰も美男美女がいないどころか老け顔のお姉さんがしぶとく生き残るくらいなのでもう終わりです。

視聴 2023年12月17日
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