俺たちニュースキャスター 史上最低!?の視聴率バトルinニューヨークのいち麦のレビュー・感想・評価

前作に引き続き仲良し4人組が再登場。落ち着いた2人をもう一度引き離し対決させながら、アフリカ系女性上司との関係を上乗せ。今度は黒人蔑視を炸裂させながらも、やはりその相手と懇ろになってしまう…ロンの情けなさは前作と同じ。でも流石に今じゃ完全にNGの差別丸出しネタは感じ悪い。一方でメディアが果たすべき社会的責任を放棄し、スポンサーと結託して視聴率稼ぎに走る今の実態を揶揄するような展開には好感。
ジャズ・フルートやセックス・パンサーのネタ、終盤の混戦バトルでシャサ・バロン・コーエン、マリオン・コティヤール、ジム・キャリー、リーアム・ニーソン、ウィル・スミス、キルステン・ダンスト等々、大勢のカメオ出演を拝めるのも前作のパターンを踏襲し期待を裏切らない。そして今回もスティーブ・カレルが一人ズレたキャラクターで異次元の笑いを取っていて感心しきり。彼の人物像は自身の作り込みなのでは？と思った。

ジム・キャリーはM.コティヤールと共にカナダのニュース・チーム役。大勢のカメオ出演のうちの一人に過ぎない。

• #ジム・キャリー出演作品見直し