ショウコ

BAYONETTA Bloody Fateのショウコのレビュー・感想・評価

BAYONETTA Bloody Fate(2013年製作の映画)
3.2
悪役として描かれがちな魔女をセクシー&ド痴女アクションヒロインとして据え、敵に豪華絢爛な金ピカ天使()を持ってきて血祭りにあげる…という素敵アイデア。改めて見るとマレフィセントみたいでしたが良く考えたらゲームは2009年発売なのでこちらが先ですね

筋骨隆々の濃厚すぎる作画に戸惑いましたよ北斗の拳かと思ったわ。最初こそ違和感ありましたが、もしスウィー萌え絵だったら見られたもんじゃないな…と考え直した。これでいい

どんなピンチな状況も軽口を叩き余裕のエロポージングで危機回避。両手と両ヒール👠の4丁拳銃はどうしたってカッコいいし毛髪召喚獣にチェンソーもしっかり出てくる。三角木馬はPG12じゃ難しかったのだろうか…と諦めかけたところで出てきて笑いました。そこで使いますか👏 声優さん方も抜群の安定感

アガるBGMはゲームそのまま。もっと乱用してくれていいのにと思いましたが元々ゲームでもバリエーションは少なかったし仕方ないか…。空飛ぶ蛇(インスパイアド)の戦闘BGMがアフターバーナーしてましたけどゲーム中もあんなだっけ?



股間が光り輝くなど、プレイヤーを置き去りにする突き抜けたスタイリッシュバカ演出は抑え目。単なるカッコつけに収まってしまってました。エロは台詞だけじゃなくもう一歩踏み込んで欲しかったなぁ…
ウィッチタイムの描写がほぼ無く、スピード感と爽快感はあまり表現できてなかった様に思います。ゴシック調の背景は同一パターンコピペを隠そうとしてないし、世界観を作る事とストーリーをなぞる事に必死…という印象。お陰でテンポ自体は良かったです

映画の作られた経緯は良く知りませんがベヨネッタ2発売前の宣伝だった…っぽい。圧倒的なデザインセンスと好きにならずにはいられないお馬鹿な魅力はYouTube等のプレイ動画の方が遥かに伝わります
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