アイアンマンを性能的に遥かに凌ぐ新型有機テクノロジーアーマーを開発した若くも歪んだ天才技術者エゼキエル・ステイン。彼はトニー・スタークが打ち上げようとしている最新の人工衛星の発射場に対してテロ攻撃を仕掛け、巧みにスタークを事件の首謀者に仕立て上げる。アイアンマンは自らの疑惑を晴らすべく、自分を逮捕しようとする国家組織S.H.I.E.L.D.(シールド)の追撃をかわしつつ、エゼキエルとの決戦に挑む・・・。
アメコミヒーロー、アイアンマンと日本のアニメスタジオ、マッドハウスがコラボしたオリジナルアニメ映画。
今回の敵は、オバイア・ステインの息子エゼキエル。エゼキエルは、ハッキングなどを可能にするバイオメカニックウィルス兵器テクノボアと自ら融合して、人工衛星ハワードを利用して世界中の軍事コンピューターをハッキングして人類全滅を狙う。
仲間であるシールドから追われたトニーが、パニッシャーやペッパーと協力しながらエゼキエルの陰謀に立ち向かうストーリーを、アイアンマンVSシールドの戦闘ロボット、アイアンマン&ウォーマシンVSエゼキエルなどの日本のロボットアニメ独特な戦闘シーン、アイアンマンVSホークアイ&ブラックウィドゥのヒーロー同士のバトル満載で描いていて、トニーのツンデレなところが効果的に織り込まれているのでマーベル映画が好きなら楽しめる。ただエゼキエルが何故人類全滅を企んだかよく分からなかったりするのは、不満。
アメコミ映画好きなら必見のアニメ映画。
