持てる力を持って型を破る
そう簡単には手には入らないもので入ってはならないものだったのに
出会った相手にも自分にも意味あるものだろうか 若さが与えるものは刹那に過ぎる
イザベルが感じてみたかったものは
自分という価値を見たかったのかもな
何も持たないままの全てを
イザベルの無防備さは両刃の剣となって傷だけが残された
説明するにも言葉には到底ならない
イザベルの何よりも透明な瞳が汚れないものだと証明してた
痛いけれど清々しかったです
顔にかかる前髪から覗く赤いルージュと蒼い硝子細工のような瞳のコントラストが美しい