このレビューはネタバレを含みます
フランス映画らしい。
動機が明確に描かれていないところがいい。
17歳の、思春期の何も起きてないのに辛くて仕方ない、経験が少なく空っぽだからこそもがいて何でもいいから衝動的に行動したい、でも何にも感情が動いてないような、そういう不安定な気持ちを思い出す。
演出、女優さんの美しさ、脚本を詰め込みすぎない、すべてのバランスがいい。すきじゃない人には意味なく感じる。
処女を失う時のもうひとりの自分がいる表現。
女性からはあるあるではないかな。
あまり好きではない人や気分が乗ってないときにするとそうなる。