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そこのみにて光輝くのmamamimiのネタバレレビュー・内容・結末

そこのみにて光輝く(2013年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

胸が何度も苦しくなる映画。
ある事故から仕事をやめ、ぶらぶらパチンコをしている時に出会った人懐っこい男性。
男性の家に行くと、脳梗塞で寝たきりなのにやたら性欲のある父親、疲れ切った母親、安風俗で働く姉。
家も現代にこんな家あるのかって家でごちゃついて、映像からも匂ってきそうな感じ。
優しいけど、愚かな家族って感じだった。
男性は姉の愛人のもとで雇ってもらう事で仮釈放を受けていた。
なんか全部の歯車を一個ずつ間違えていった感じがうまく表現できてた。
綾野剛は救いの使者だと思ったのに、弟は愛人刺すし、姉は父親の首絞めるし、母親は姉を責めるし、また間違えていく家族。
父親の性処理をしてしまう姉、もうほっとくか薬飲ませる方がお互い辛くなさそうだし、思い詰めなかったような。
ただ、そこの場に縛られているような、最後二人で死にそうで怖かったけど、綾野剛にもう一度頑張って引っ張り戻してくれるかもっていう期待も持てるような最後でよかった。
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