にんにんにん

そこのみにて光輝くのにんにんにんのレビュー・感想・評価

そこのみにて光輝く(2013年製作の映画)
2.0
映画好きの店主の店で飲んでいた時映画好きの客が来て、2人が口を揃えて「いい」というので観たものの、観るんじゃなかった…

池脇千鶴は場末の美人感が漂っていて演技も最高に上手いし、所謂「底辺」の人達が何度も「そこ」に引き戻されそうになりながら、なんとか人生を変えようともがく姿や、性的な搾取を受ける女の「諦め」、なにかを守ろうとすることで余計に不幸に陥る理不尽などなどどれも綺麗事を挟まずに描いていてすごい。

なんで低評価なのかと言われると、単純にこういう感情を想起させられるのがすごく苦手だから。不幸だった時の自分を思い出さされる。最後まで観たらしあわせな気持ちになるかと思って我慢して観てしまった。。。

個人の感想抜きで作品としてみたらいい映画なんじゃないかしら。