DVDにもなっていない劇場未公開作である本作を載せてくれたFilmarksさん…
わたし1人みたいなんで書かない訳にもいかないですね…
ドイツのローテンブルグで実際に起こった食人事件。余りの衝撃的事件のあらましに、わたしも震えました。
心に深い闇を抱えた全く接点のない2人の男が、インターネットで出会うのです。1人は屠殺され食べられたい男を求め、もう1人は屠殺し食べてくれる男を求め…
2人の要求がネットの出会い系サイトで一致し、それを実行。

この事件を主人公の女子大生が論文にまとめるために、2人の生い立ちから2人が出会ってしまい、犯行の全てを録画したビデオを観るに至るまでを追う話です。

運命としか思えない2人の男の出会い。その問題のビデオに録画された1部始終、痛いシーンはオフられていますが、詳細に描かれたその凄惨さとあまりの衝撃に身体が震え、涙が止まりませんでした…

こういう狂った人間を作り出すのは一体のんなのだろう。

本作はいっとき合法の動画無料配信サイトで公開されていましたが、その後DVDなども出ていないようです。
犯人をとトマス・クレッチマン、主人公の女子大生をケリ・ラッセルが演じ、映像も綺麗で映画としても悪くない作りだったと記憶します。

ホラー要素の強い食人物やソウなどのおちゃらけたゴアゴア映画と違い、大真面目に撮ってるところが観てるこちらの神経をかなり追い詰めてくる感じでした。

ネットで食べられたい人を募集してる犯人も大真面なので、生半可な気持ちで応募してきた相手が、途中で半べそかいて「やっぱ無理〜！」と言えば、素直に「マジだっていったじゃん…」と言いながらちゃんと帰してやるなど、どこまで実話に忠実なのかわかりませんが、生々しいです。

この映画を観たことを後悔してはいませんが、人にお勧めはできないです。

因みに私が観たのは英語版の輸入物でしたので、ネットで配信されていた物がカット無しだったのかどうかなどは不明です。

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