三隅炎雄

恐怖のまわり道の三隅炎雄のレビュー・感想・評価

恐怖のまわり道(1945年製作の映画)
4.2
ルチオ・フルチお気に入りの一本だそう。ひたすら主人公を罵り続ける女がそのあまりの激烈な個性故に非現実味を帯び、主人公の罪の意識が生み出した幻影ではないかと観客に思わせもするところに、フルチは魅入られたのだろう。現実非現実が溶け合っている。そう考えると彼の映画に似ている。
三隅炎雄

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