こーた

アバウト・タイム 愛おしい時間についてのこーたのレビュー・感想・評価

4.0
アバウトタイムってタイムトラベルものだったんですね。そしてがっつり恋愛映画かと思ったら、第2幕は父親との物語に。
物語は冴えない青年ティムがある日、父親からタイムトラベルが出来る家系であることを告げられ動き出す。そのあとは分かりやすく色々試しては失敗して、最良の時間との向き合い方を見つけていく。
第一幕は最愛の妻、メアリーとの出逢いと結婚生活。順風満帆かに見えた一方で、妹が事故に遭い最悪の状況に。ティムは妹の人生を救済しようとするが、子供が産まれるより前に戻ると子供が変わってしまうルールが登場。精子のタイミング変わる設定だけしっかりしてる笑
そこからなんとか妹を立ち直らせることに成功するが、今度は父親が癌になり余命僅かのことを知る。そこからは残りの時間を噛み締める様に過去の父親に逢いに行くが、メアリーから3人目の子供を作ることを提案され、ティムは未来を向いて生きることを決める。多くの人と同じ様に。
能力が最強すぎて人生イージーモードなのは間違いないんだけど、結論が能力を使わずに、毎日が最後だと思って全力で生きることなのはよい。ここではじめて視聴者と同じ目線になる。
とにかくレイチェル・マクアダムス演じるメアリーが可愛すぎ。彼女はよく時空を彷徨う作品にでがち笑 父親を演じるビル・ナイも流石の名演でした。ファンタジーも似合うイケおじ。
こーた

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