このレビューはネタバレを含みます
タイムリープ・ループものにおいて「なんでもない日常こそが実は素晴らしい」的な教訓で締めくくるパターンは定番とも言えますが、今作は家族の問題が中盤以降グッとリアリティをもって話に食い込んでくるので、その部分でより説得力が増している様に思います。
SF部分の設定はあまり深く考えるとドツボにハマりそうなので「そういうもの」くらいの認識に留めておいた方が良さそう。
ライトなラブコメを入り口にしながら最終的に人の生き方そのものを説く様な所まで射程が広がる構成。恋愛ものとしてもヒューマンドラマとしても充分以上に楽しむ事ができました。