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アバウト・タイム 愛おしい時間についての世界のネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

マジで題名通り「愛しい時間について」だった。

冴えないティムの言葉選びが下手な場面で、ADHDすぎる私はイラついてしまって、声出そうになったが……。
ティムは素直、いい意味でも悪い意味でも。自分の気持ちにまっすぐ向き合ってる気がした。もちろん間違えた時はタイムトラベルするわけだけど、最初はちょっとしたことで戻ってた。(日焼けクリームの塗り方、告白のタイミング…)
でもメアリーと出会って、付き合うことになってからは、タイムトラベルをするということよりも、メアリーと過ごす時間をとても大切にしていたように思う。やり直したいことなんてないって感じで。

でも最後のお父さんを選ぶか、3人目の子供を産みたいと願うメアリーを取るかで迷ってて。ティムは家族が絡むとめちゃくちゃに悩む傾向があったけど、お父さんの死と向き合うことになって、自分が使えるタイムトラベルの能力の最良を使ったと思う。子供を選ぶ、だけどお父さんと最後に浜辺で目いっぱい遊ぶ。何気ない時間はティムにとって、お父さんにとって、とても大切なものだったんだなぁ。と感慨深かった。

人生において、何が、誰が大切か、その時々において変わるのかもしれないけど、自分の気持ちに素直に、向き合って生きて生きたいな、と思わされたな。
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