しんご

アバウト・タイム 愛おしい時間についてのしんごのレビュー・感想・評価

4.2
友達に薦められわかったわかったといいつつ避けてきてやっと鑑賞。

時間は有限。過去に戻れるなら戻りたい。戻ったらこれしたい。でも自分が先に歩んでる未来もあるからそれと比較してしまう。
如何に良い方に進めるか。全てが選択という人生に抗う主人公。
考えさせられました。
ただ、セックスをやり直すのはやめてください(((( ただ童貞が嫉妬するだけです()
でも、笑いあり涙ありで。深く考えさせられて。
良い映画でしたし、レイチェル・マクアダムス(39)に見えませんよ。本当に綺麗な方でした。

2018/5/12
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約2年ぶりに再鑑賞 2020/2/4
評価 4.0なのであまり変わってないですね
平凡かつ非凡な青年ティム(21)は父から21歳の誕生日に『実はな、俺らの家系には特殊能力が備わっててタイムトラベル出来るんやで。』って言われるのが今作の肝。
タイムトラベルが出来る=過去をやり直せる
というのが恋愛映画にとってタブーだと考えていた僕にとっては異質な作品でござった。(?) やり直せるならなんでもありじゃん。
そう思っているおじさん秋野は心が荒んでいるのだろう。顔面どストライクなレイチェル・マクアダムスがドーナル・グリーソンとちゅっちゅしてるシーンが羨ましすぎて-0.5点。ただの妬みである。

でも、そんな妬みすら振りほどいてくれるのが今作の展開。もうね、堪らんのよ。幸せになる為に犠牲は付き物。過去を変えたら未来も変わる。その展開に涙をし、終盤の主人公の考え方にも涙をする。決してお涙頂戴をしている訳では無い。独り身のおっさんが勝手に涙しているだけだからこれまた寂しい。

ただ、幸せというのは些細な事から大きな事まで2人で笑い合ったり、喧嘩したり、涙したり、話し合いをして結論を出し成長していくことなのだという事をこの作品から感じた。
やり直しが効かない現実世界で幸せになるのはすごく難しい事だとは思うが、
失敗は大きな経験であり財産になる。
成功は大きな成長であり財産になる。

残りの-0.5点の減点はやっぱりタイムトラベル。
良い作品だっただけにやり直しが効くならって考えちゃう悪い作品。
しんご

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