冴えない主人公のティムがタイムトラベルできる能力があることを知り、愛とは人生とはなにかを学んでいく物語。
もし満足がいくまで過去をやり直せたら？こんなに素晴らしいことはないでしょう。
映画のように好きなシーンを何度でも巻き戻し、聞き逃した言葉や言えなかった言葉を繰り返すティムが腹立たしいほどに羨ましかった。
とくに初めての夜を繰り返すなんてズルすぎます！！もはやネタです(笑)
そんな自分の都合だけでタイムトラベルを使っていたティムが、経験を重ねていき少しずつ家族や大切な人にその能力を使っていくのがよかった。
そして最愛の人と結婚し、大切な命を授かってからは、毎日がかけがえのない日々だと気づいていき、能力が必要となくなります。
1日は人生は一度しかないからこそ輝き、大切にしようと思える。
悲しみや失敗、消せない過ちがあるからこそ、誰かに優しさを伝えることができ、今という自分らしさになる。何があっても前に進むことが大事。
ラストのお父さんと海辺を歩くシーンはじーんときました。
僕もおじいちゃんとおばあちゃんに優しくできていたのかな？？
そして最後のメッセージへとつながる。
「僕たちは一緒に人生をタイムトラベルしている。
今を精いっぱい生きて、素晴らしい日々を かみしめよう。」
タイムトラベルできなくても、同じような毎日だったとしても、気づけること、幸せだと感じられること伝えられる言葉や想いは思っている以上にありプレゼントのように詰め込まれているのです。
今日をハッピーにできるのは昨日ではない。
昨日をハッピーにできるのは明日しかない。
なによりも自分の心持ちひとつで世界を変えられる。
そんなやさしさが込められた素敵な映画でした！
ps.レイチェルマクアダムスが可愛すぎます！！！
