ばね

アバウト・タイム 愛おしい時間についてのばねのネタバレレビュー・内容・結末

4.5

このレビューはネタバレを含みます

幸せになる秘訣は普通の人と同じように、平凡な毎日を過ごすこと。人生はそれほど大きくは変わらない。毎日を噛み締めて生きよう、そう思わせてくれる映画でした。これは40代に入って幸せを感じた時に、二度と戻らないこの時を、目に焼きつけておこうとか、この感触を忘れずにいようとか、よく考えるようになったので、とても共感できた。この映画のように、きっと何回繰り返しても味わい深いものなんだろうけど、たった一度きり、ということで、さらに味わい深いものになるのかもしれない。個人的には、主人公のティムが、かつて振られた美人から夜のお誘いを受けたのをキッパリ断って、その足で彼女にプロポーズしたのが、とてもかっこよかったなあ。出てくる登場人物、みんな愛おしく感じる。特に主人公ティムの奥さんになる、メアリーはとてもキュートで、こういう人を奥さんにしたら、幸せにだろうなあと思える人だった。かわいいなあと思って、あとで女優の名前を確認したら、レイチェルマクアダムスだった。そりゃかわいいわけだ(そこまで気づかないのも、洋画好きのくせに、海外の俳優さんに疎いからなせる技)。そして、Amazon primeのレコメンドに出てきたのが、「きみに読む物語」。主演はライアンゴズリングとレイチェルマクアダムス。一回観たけど、また観るしかあるまい。
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