撮影100点、編集100点、題材100点
「良い人も悪い人もいて、またショック受ける時もあるかもしれないけどさ、カッコつけて言うようだけど、そういう時は『美の国は道徳の世界より広大である』って言っ…
■フランスのジャン=ピエール・リモザン監督が日本の指定暴力団を密着取材したドキュメンタリー。
今の時代とは相容れない内容なのかもしれないけど、これは変わりゆく時代を映した貴重な映像だと思う。
組長…
まず不良息子を更生させるために母親が息子をヤクザに入れるという話をしていて、そういう世界があることに驚く。
組長の熊谷は割りと現代的な考えの持ち主で、若い衆が逃げ出したり警察沙汰を起こしても親身に…
日本人だったら撮れなかっただろうなぁ。
地元にも同級生にも飯屋や風呂屋の常連にもヤクザは居て
そこそこ身近な存在で世間話をすることもあるけれど
実際にどんなふうに暮らしてるのか なんてことは わざ…
フランスの映画監督がバリバリのヤクザ事務所の内部を映したドキュメンタリー。
組との事前に「シノギ(稼ぎ)に関しては見せない」という取り決めをしている為、ヤクザ本来の汚い部分は見えないようになってい…
ヤクザOJT。組長、なんか品格がある。音楽が息子担当ってどんなアレなんだろう。電車内で「無」を読んでいる。人間ピラミッドもそうだったが、当の人物たちに「事実」を演じさせることでダイナミックになる構成…
>>続きを読むここまで相手の“心”を大切にするヤクザの組長がいるのか
「下の者に夢を持たせてやれるかが課題」と言い、自身の存在が部下達の“夢”になるよう努力している姿が見れるし、価値観をアップデートしつつも任侠…
後継者争いで失脚した過去がありながら今や渉外委員長の主人公。組の日常を撮影していることからフィクションと比較するとクオリティは落ちるがリアリティがあり面白い。組長の台詞がこの映画の見所でしょう。編集…
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