RyanMihawk

東京の恋人のRyanMihawkのレビュー・感想・評価

東京の恋人(1952年製作の映画)
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銀座の街への愛にあふれる映画
物語は町の人々のちょっとした出来事が次々につながっていき最後は大団円…少し悲しいこともあるが未来は明るい…といった具合
主演は原節子、似顔絵描きとしてビルの前で毎日過ごす
靴磨きの浮浪児三人(と呼ばれていたがどう見ても子供には見えない。というか大人が子供を演じているということなのか、まあこんなもんというくらいなのか…)
電車で偶然出会った三船敏郎とひょんなことから何度も出くわし、最終的には恋仲になる予感を湛えて映画が終わる
何度も印象的に跳ね橋が出てくる
跳ね橋で指輪を失くし、跳ね橋で別れ、跳ね橋の下を水上ボートが駆けていく…この捉え方が時代性そのものとなっていて丁寧に切り取らないといけないものでそのぶん愛を感じるのかもしれない
みんな言うとるけど三船の喧嘩のシーンの動きのキレが異常 チンピラのベルトを掴んでぶん回し、身体が宙に舞う… 怖っ!
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