レゴブロックを題材にした長編作品。
私の好きなゲームクリエイター小島秀夫氏が自身の番組内でオススメしていた為視聴。
映画は全てレゴで作られた世界で展開される。
主人公はごく普通の工事作業員。
彼も世の中もお仕事社長によって作られた世界で楽しく暮らしていた。
ある時作業現場で不思議な女の子に出会い、勘違いから世界を救う事になっていく…
凄く良く出来ている。
最近の子供向け作品は一緒に観る親の事を想定しているのか、ストーリーやテーマが深い。
劇中の主人公は誰しも現代社会に生きる上での葛藤の様な物を持っている。
自分は何も出来ないし、作られたマニュアルに沿って楽しく生きたい。
最初主人公はマニュアル通りにしか生きられない性分で救世主と勘違いされた際の演説では呆れられてしまう。
ただ次第に自分の可能性にもきづいていく。
みんなには可能性もあるし、生きることを決めるのは自分自身だ。そんなポジティブなメッセージを主人公を通して感じる。
将来子供が中学生くらいになったら観せてあげたい作品だ。