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はなしかわってのTaTのレビュー・感想・評価

はなしかわって(2011年製作の映画)
4.2
やさくれてて自分のことには無頓着だけれど、器用で他人に対しては誠実な男の話。どこかジムジャームッシュに似てるような空気を感じたけれど、それよりは現実寄り。

何てことない日常は曖昧で殺伐としていたけれど、切り取り方のセンスがすごく好き。さらっと着こなすファッションと会話も。
「狭き門をくぐった後はきっと今より生きやすい」
端から見てたらしょーもない生き方なんだろうけど、主人公の生き方には共感してしまった。
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